立憲民主党エネルギー調査会(会長、逢坂誠二衆院議員)は6日、市民団体とともに、茨城県・東海村にある日本原子力発電の東海第二発電所(以下、東海第二原発)並びに東海再処理施設の視察を行いました。
東海第二原発では、施設の概要説明を受けた後、発電所内にある難燃ケーブルや使用済核燃料プールを直接確認するとともに、発電所の外周から高圧電源車やL3廃棄物埋立地、ブローアウトパネル、取水口・貯水設備、海水ポンプ等を視察しました。
日本原子力研究開発機構による東海再処理施設では、防護服を着用して再処理施設分離精製工場や高放射性廃液貯蔵場、高放射性固体廃棄物貯蔵庫等を視察するとともに、施設の安全対策等についてヒヤリングを行いました。
両施設の視察終了後、水戸市役所において高橋靖市長と懇談。東海第二原発の再稼働に対する考え方、とりわけ住民の避難計画作成にあたっての課題等について意見交換を行いました。
最後に記者会見を行い、わが党が中心となって先の国会に提出した原発ゼロ基本法案を説明。引き続き各方面から意見を聴取し、原発ゼロ基本法案の実現に向けて、党として真摯に取り組んでいくことを確認しました。
視察には、菅直人衆院議員、牧山ひろえ参院議員、大河原雅子衆院議員、山崎誠衆院議員、松田功衆院議員、宮川伸衆院議員が参加しました。