立憲民主党青年局(局長:中谷一馬衆院議員)は23日、国会内で高校生や大学生を中心とした若者対象に「おしゃべり会議」のスピンオフ企画として「第1回オイシイ!?おしゃべり課外活動」と題したワークショップを開催しました。中谷局長をはじめ、青年局学生部長の須山たかし府中市議(当日はインターネットでの参加)、小谷英次郎小田原市議、臼井愛子北区議、銀川裕依子足立区議ら関係者を含め約20名が参加致しました。
青年局では多くの若者の声を受け止めようと、この1年で3回の「おしゃべり会議」を開催。若者の皆さんと同じ目線で対話することは想像以上に学ぶことが多くあり、(1)若者に向けた企画自体を若者自身が考えて実行に移すこと、(2)当事者として提案してもらえれば、よりリアルな思いを感じることができるのではないか――と考え、今回のワークショップを開催しました。
ワークショップでは、中谷局長が青年局長として、また国会議員として悩んでいる次の項目について3つのグループに分かれ解決策を討議しました。
1.若者が関心を持つような企画
2.議員の働き方改革、ワークライフバランス
意見として主に上がったのは、
【チーム1】
・全国高校生政治クイズテスト
・若者政策コンテスト
・SDGsと絡めたイベント
・小学校の時から政治に絡めた教育
・選挙権が「18歳以上」に引き下げられたので18歳の人に向けたイベントの開催
・政治家が学校に行ってイベント
・学校で政治討論
・政党としてYoutubeやNetflix (ネットフリックス)、インフルエンサーの活用
・コスト削減のためにインターネット投票の実施
・興味がない人へ政治家が自発的に動いて講演会
・若者に寄り添った興味のあるイベントの開催
・有名人を活用しての講演会(例・えだのんと欅坂 など)
【チーム2】
・無関心の人に選挙に興味を持ってもらう施策の実施
・Youtuberや芸人に告知してもらう
・アメリカのようにシールをもらえる
・選挙割(例・投票したらタピスタで半額だった)
・教育を変えていく
・小学生から政治を教え自分で考える機会を作っていく
・自分達に関わりがあることを若い時から知ってもらう
・議員の働き方を変える
・国会の時間を短縮させるために立って行う
・女性議員の割合を決めてしまう
【チーム3】
・政治に関わるきっかけがほぼないので種まきが必要
・小学校などの義務教育で教える
・ミクロ的に身近な悩みなどを話した後に政治につなげる
・政治に関する教育を受ける場を設ける
・TV討論をしたり、youtube上で討論youtuberやインフルエンサーに出演してもらう
・TVでやってる政治討論はおじさんが話してるだけでつまらない
・見た目だけでもポップに、バラエティーっぽくできないか
・入試制度の改革をやってるが政府の対応が曖昧
・校則で大人も分かっていないため、若者が振り回されてる
・若者が提案していくことが必要
・政治についてどこから話せばいいのかがわからない
・高校生や大学生にわかりやすい本などの情報が必要
・参加意識の向上
インターネット投票について中谷局長が、エストニアでインターネット投票を実施した際、投票率が上がったのは若年層ではなく高齢者層であったとの話をすると参加者の多くが驚いていました。
初開催の「第1回オイシイ!?おしゃべり課外活動」は多くの意見が飛び交う有意義なワークショップとなりました。立憲民主党青年局では来年以降も定期的に「オイシイ!?おしゃべり課外活動」を開催し、多くの若者の声を受け止めていきます。