立憲民主党は1日、コロナウィルス対策関係連絡会議の第1回目の会合を開催しました。この会議は、コロナウィルス対策関係のあらゆる問題についての情報共有を目的として枝野幸男代表、福山哲郎幹事長、逢坂誠二政務調査会長をはじめとして、代表特別補佐の小川淳也衆院議員、幹事長代行の辻元清美衆院議員、同代理の大串博志衆院議員、政調会長筆頭代理の石橋通宏参院議員が出席しました。
冒頭、枝野代表は、次のようにあいさつしました。
お疲れ様でございます。急きょお集まりいただきましてありがとうございます。
補正予算の審議、あるいはこの間のコロナ対策、皆さま方に現場で頑張っていただき、また共同会派でも連携をして、明らかに補正予算は野党が一致して求めた組み替えの中身を実施すべき状況であったということは多くの国民のみなさんにご理解をいただいているところではないかというふうに思っております。
事実上、緊急事態の延長が決まった状況になっております。今のような状況が更に継続をするという状況の中では、更に厳しい状況に追い込まれる国民の皆さんが増えていきますし、いろいろ限界を超えてしまう方々が増えてくることを大変強く危惧をしているところでございます。
われわれが求めてきた中で、特に積み残しになっている学生の支援を急いでいただかなければなりませんし、そして与野党で方向性は一致しているはずの家賃問題について、残念ながらまだ与党の動きは鈍いと言わざるを得ません。1日も早く与野党で一致をして、そして家賃の支払いで廃業を考えざるを得ない、倒産に追い込まれかねない、そうした皆さんを支えていく。その結果を出していきたいというふうに思っておりますし、これは政調が交渉窓口になると思いますので是非、更に強力にお願いを申し上げたいと思っています。
更に申し上げれば、延長という事態になれば当然、一次補正だけでは決定的に足りないということははっきりとしています。今日の政府・与野党連絡協議会でも二次補正について触れていただいたと聞いておりますけれども、二次補正の編成準備作業に即刻政府は入るべきであると考えますし、また政府にしっかりと必要な項目と額を確保させるために、政調では連休中、大変恐縮ですけれども連休明けにはわれわれが重点的項目についてはしっかりと求めることができるように準備をしていただきたいというふうに思っています。
最悪の事態を想定し、その場合でもしっかりと命と暮らしを守る。そのための原案をしっかりと作り上げて、そしてそれを実行していくためのいわばヘッドクォーターだと思っておりますので、是非みなさんのご協力よろしくお願い申し上げます。