7日5日投開票の東京都議会議員補欠選挙に、立憲民主党公認で候補している斉藤りえさん(北区選挙区)、松木かりんさん(大田区選挙区)は2日、問題意識を持つさまざまな当事者とともに街頭演説を行いました(写真上は、左から松木候補、斉藤候補)。
【田端駅北口・北区 街頭演説】
田端駅北口の街頭で斉藤りえさんと共にマイクを握ったのは3名の方と福山哲郎幹事長。司会は奥村政佳さんが務め、足立区議会議員の小椋修平さん、北区議会議員のうすい愛子さんと赤江なつさんも登壇しました。
■岸田昌也さん(大学生院生)
北区の方の話を聞いた斉藤さんが、わがことのように怒り、悔しさを口にしました。
苦しむ人のことを思い、動いてくれる都議になる、そう確信しています。
真面目に頑張る人も、思うようにならない自分を責めて苦しんでいる人も、もっと生きやすい東京のために。
誰一人取り残さない、優しい東京にしてくれるのは、斉藤りえさんだと思います。
■岡本直美さん(非正規事務)
非正規の障がい者雇用で働いている、シングルマザーです。
私は車椅子と杖を使って生活しています。
政治の力を必要としている人は一番遠くにいます。
斉藤りえさんにはその人たちの声が聞こえている。温もりのある都政を担う一人になると強く感じています。
■岡野竜馬さん(難聴当事者)
斉藤りえさんに出会えたことで、いろいろな人に出会い、前向きに生きなきゃだめだと気持ちが前向きになり、本当に人生が変わりました。
同じ聴覚障がいをもつ先輩であり、心から尊敬している方であり、自分の恩人です。
当事者だからこそわかること、知っていること、発信できる情報がたくさんあるんです。
だからこそ、斉藤さんのように、障がい当事者であり、素晴らしい心を持った方が政治には必要です。
【蒲田駅西口・大田区 街頭演説】
蒲田駅西口の街頭で松木かりんさんと共にマイクを握ったのは5名の方と辻元清美幹事長代行。司会は弁護士の長尾詩子さんが務め、参院議員の石川大我さん、東京4区総支部長の井戸まさえさんも登壇しました。
■松田牧恵さん(怒れる女子会大田区)
松木かりんさんは、自分のためではなく他人のために政治にチャレンジをした女性。
私たちが政治に求めるのはテレビショッピングのようなコマーシャリズムではありません。
都民のことを考え、暮らしを支え、希望をつなげる政治が必要です。
■ROYさん(カメラマン)
都民ファースト、公明党も、女性の割合はごくわずか。自民党は女性が1名。
選択的夫婦別姓に唯一反対しているのが自民党。
いまだに別姓を名乗りたい人の権利も認めない、それが自民党。
今回の補欠選挙に自民党から立候補しているのも男性。
ジェンダー平等の面からもなんとしても松木かりんさんを都政に送り込みたい。
■西川有里子さん(パリテアカデミー事務局長)
パリテアカデミーはジェンダー平等の政治を目指しています。
都議会の123名のうち女性は36名。
政治は今こそ、人・モノ・金を命と暮らしを守るために使って欲しい。
■木部塁さん(タクシードライバー)
松木かりんさんがコロナ禍でタクシー業界はどうですかと声をかけてくれた。
多くの乗務員の給料が減り、なかには手取りが残らず、逆に社会保険料を会社に払っている人もいる、去っていった仲間もいると伝えた。そんな話を真剣に聞いてくれた。
都議補選は都知事選のおまけじゃない、生活に直接関わっている選挙。
松木かりんさんは、働くもの、弱いものの味方です。
■可児裕二さん(花屋店主)
大田区で40年ちかく花屋をしていますが、経験したことがないようなことが起きています。
消費税10%の値上げで、商店街では「私たちはこれからどうなるんだろう』」と話をしていた。そしてこのコロナ禍で、ますます身動きが取れなくなっています。
できることは精一杯やってます。個人でできる最大限やっているんです。
やるべきことやってないのは誰か、国や東京都。給付金は遅いし、見当外れが多い。
この時期の選挙だからこそ、私たちの意見を伝えられる。
あるアンケートでコロナが終わった後一番変わって欲しいのは「政治家」だった。
でも、政治家を選んでるのは私たち。政治家が役割を果たしてないと感じるならば、意思表示をすることが必要。